ECサイトやネットショップを格安で作りたいのですがやり方が知りたいです!
今回の記事を参考にしていただくことで初心者でもECサイトの立ち上げを行うことが出来ます。
WordPress(サイト制作ツール)を利用することで商品販売サイトから決済システムまで制作が可能になります。
EC業者や外注委託をしたくない、自分で作ってみたい人は参考になると思います。
- 簡単なECサイトの作り方
- マイペースで利益の基盤を育てていくのもありだという事
WordPressを使うことで初めにWebサイトその物を制作します。
その後、好みのプラグイン(自由に追加削除が出来るプログラムのパッケージ)でブログにするか?ECサイトにするか方向性が自分で決めることが出来ます。
ブログの運営ではライティングスキルが主に身に付きますが。ECサイトはさらにマーケティングスキルも身に付きます。
仮に制作後に、ECサイトの売り上げが立たない場合でも広告配置を行うことで広告費を稼ぐことも可能です。
サイトを一つ持っていると応用の幅が拡がります。
僕の専門分野はブログの運営になりますが、物販を利用したマネタイズも興味がありサイトの制作を同時進行で行っています。ECサイト制作に興味がある方の参考になればと思います!
ECサイトとは?
ECサイトとは(Electric Commerce)イーコマースなどと呼ばれており、電子商取引の事を指しています。
Webサイト上で商品の売買を行う取引の事です。
簡単な特徴として次の利点から利用する企業や個人が増えてきました。
- サイトを制作するだけで店舗を持たずとも商品を販売可能
- 低コストで運用が可能
- 個人単位でも管理が可能
- 失敗してもリスクが無い
個人のECサイトの運営はフリマショップ運営(メルカリ、ヤフオク等)と違いブランディングが可能だったり、
利用手数料をフリマショップに払う必要もないため利益を出しやすいです。
工夫次第で運営コストを抑えることが可能な点がメリット。
また、似通ってしまいがちなECサイトもWordPressはカスタマイズ性において有利になるので、言葉通り自分だけのサイトを制作することが出来ます。
かかる維持費はサーバー費用とドメインの費用だけで考えると月に2000円前後が目安です。
※個人単位の場合
【費用面でお得】ECサイトを外注すると費用がかかる
個人事業主の方などが自分の商品を販売するために、サイトを作成しようと思うと外注するもしくは自分で作成するの二択になると思われます。
外注の際の参考価格ですが次のような額が実際クラウドソーシングサイトにおいてスキルが出品されています。
交渉次第で価格に変動はあるかもしれませんが少なくとも20万はかかりそうなイメージです。
制作CMS | 外注価格 |
---|---|
Shopify | 約10万~20万 |
WordPress(WooCommerce) | 約20万~30万 |
今回紹介するのはWordPress(WooCommerce)によるECサイト構築の手順です。
ECサイトの外注がコストがかかってしまうとなった時に自分で制作した場合のメリットやデメリットはあるのか?
これに関してふれていきます。
自分でECサイト制作をした際の利点やマイナスポイントは?
デメリットやメリットとして紹介させていただきます。
- 自作は慣れてないと制作に多少手間がかかる
- 規模が大きい取引には向いていない
自作は慣れてないと制作に多少手間がかかる
当ブログにてECサイトの作り方解説は行いますが、とはいえ慣れていないと多少の労力がかかります。
しかし、手順に沿っていただくと作成できると思いますので後半を参考にしてみてください。
規模が大きい取引には向いていない
今回はWordPressを使ったECサイト制作になりますが。
本来はECサイト向けに制作されたサービスではなく、あくまでもサイトやブログなど情報を表示することに特化したものになります。
その為、WordPressはそういった活用目的の方が理想です。
ですが、最近はWordPressもブラグインの機能が充実してきたので、ECサイト専用のCMSに引けを取らないものとなっています。
- 運用コストが安い
- デザインを自由に変更できる
- 販売など運営の裁量を自分で行える
運用コストが安い
ネット上で取引が簡潔する為、店舗を持つ必要性が無い、人件費などを大幅にカットすることが可能。
アパレルブランドの中にはオンラインショップのみのブランドも在ります。
制作にあたってコスト的な負担がすくないため仮に失敗してもリスクが伴わない。
デザインを自由に変更できる
サイトの制作を外注してしまっている場合、細かい変更に「新たに費用がかかる」「対応に時間がかかる」等の手間が発生してしまいます。
ですが、WordPressを利用し自分で制作しているので、費用をかける事なくサイトのデザインや仕様を変更可能。
制作の過程において実践的になノウハウを身に付けながらの制作になるので、今後ご自身でサイトの管理のスキルも身につくためおすすめです。
3:企画や販売など運営の裁量を自分で行える
ECサイトにどういったお客様が訪れたのか?アナリティクスデータを確認することでご自身で対策が可能になります。
販売や製品開発の段階で顧客の情報を基に行動が出来るようになる為、物販においては大きな指針になると思います。
在庫数や価格もサイトの傾向を見て商品の制作の数を考慮することで無駄を省くことが出来ると思います。
【制作編】ワードプレスをベースにしたECサイトを作る
初めに、ECサイト制作に関してですがプログラミング等は必要ありません。
手順を追って作業していただくと誰でも作ることが可能です。
では解説していきます。
サイトの基盤を作る
WordPressを使ったサイト制作するためには次の3つが必要になってきます。
- サーバー(記事データやサイトのファイルの保管場所)
- ドメイン(サイトに使用するURLの一部)
- WordPress(サイトを構築する基礎システム)
イメージとしては、スマホにあるアプリの様にサーバー上にサイト作成のシステムとなるアプリをインストールします。
WordPressはサイトの動きのプログラム(CSS,Javascript)だったり、
データベースと連携しサイト上の表示を変更したりなどのプログラム(PHP)が既に整っているもので、
編集の際もレイアウトを直感的に動かすだけでプログラミングは必要としません。
これら3つの準備からサイト制作までの流れを次の記事で解説しています。
>>【画像で解説】ブログサイトの開設方法ドメイン取得からサーバー契約まで
ECサイト運営に必要なプラグインを導入する
ブラグインはWordPress内の機能を追加するソフトのようなもの。必要な機能のプログラムをインストールするだけで簡単に導入が可能です。
中でもECサイト制作に利用されるプラグインで有名なものに「WooCommerce」があります。
決済システムの導入やデザインを柔軟に変更できる点においておすすめです。
サーバー上にWordPressのインストールが完了したら、下記の流れでプラグインを導入します。
1:ダッシュボードの「プラグイン」を選択する。
WordPressのダッシュボードの左のメニューバーから「プラグイン」を選択する。
2:画面上部にある「新規追加」をクリック
1を行うとプラグインの画面が開くので、画面上部のタイトル横の「新規追加」をクリックする。
3:検索欄に「WooCommerce」を入力
プラグインを追加する画面に変わるので検索欄に導入したいプラグインを検索して探す。
4:検索結果の中からWooCommerceのプラグインを選択する
ウィジェットの右上の「今すぐインストール」をクリックする。
インストールが開始されます。数秒~数十秒程度で完了。
最後に「有効化」をクリックするとサイトにシステムが反映されます。
プラグインを選ぶ際の注意点
プラグインを選ぶ際は下記の点を意識して選びましょう。またセキュリティの観点からも使用していないプラグインは削除を心がけましょう。スパムの攻撃対象になることがあります。
- 有効インストールがそれなりにあるもの
- 最終更新日が数年前などコンテンツが古いものではないもの
プラグイン導入後に必要な設定を行う
プラグインの導入後にはECサイトに必要な設定を行っていく必要があります。
具体的には。次のような設定が必要です。
- WooCommerceストアの詳細各種設定(店舗で扱う商品のジャンルや形式)
- WooCommerceの設定(決済方法や送料など)
- 販売商品の追加
この”2”の「WooCommerceの設定」ですが下図のように何種類か存在し細かく解説していくため詳細は別記事で解説します。
次の記事を参考にしてみてください
>>WooCommerceでECサイトを作る方法【設定手順~完成まで】
【学べる事は?】ECサイト制作の経験は別分野にも活かせる!
僕がECサイトの制作をしようと考えた理由は次のようなメリットがあるから
- 明確に数字で結果が出る
- やったことが成果に繋がる
- やり終えた後の達成感
副業で利益を出していく立場からすると、成果がそのまま現金になることは非常にシンプルでダイレクトにモチベーションに直結すると思います。
僕らがもし会社の給与以外に収益が欲しいなら、ECサイト制作を通して学べるマーケティングは今後の財産
マーケティングは簡単に言えば、モノを売る技術。個人でお金の流れを生み出す力が身につく為、ビジネスにおいて必須スキルです。
では実際に何が学べるのでしょうか?
実際の販売データでリアルなマーケティング
サイト自体のアクセスはGoogle Analyticsを利用するなどしてユーザーのサイトの訪問状況を確認できます。
次に、マーケティング本を一冊購入したら、Google Analyticsのデータを参考に書籍のノウハウを実践してから結果を見るという流れを繰り返していきます。
施策を自分で考え、実行する過程でマーケティングスキルが身に付きます。
利益が出る仕組みを理解できる
まずは自分の力だけで「1円を稼ぐ事」これが重要!
ビジネスや副業における重要な考え方として、自分の力で1円を稼ぐ事というのが最初の試練になります。
というのも、一円でも利益が出るということは、いわゆる「再現性が有る」ということに直結するからですね。
ブログで例えると、10記事執筆しただけでは利益を出すことが難しく、記事との内部リンクで収益化記事に上手く集客する必要があります。
そういった工夫を行って初めてブログでは利益に繋がります。この収益化のメソッドは作った本人が一番理解しており、本人が一番学習しています。
そういった利益が出る仕組みの全体像をECサイト経営では学ぶことが出来ます。
再現性を追求して取り組んでみましょう。
「ブログ運営に転換!」ECサイト制作後上手くいかない場合の対処法
もしECサイト制作後に次のような悩みが出てきたら。
「利益が出せない…」、「物販のビジネスに飽きてしまった…」
解決策はWooCommerceのプラグインを”無効化”してブログ運営に転換するなど全然気楽にリニューアルしてOKです!
下図のように指定のプラグインを無効化することで綺麗に変更内容をプラグイン導入前の状態に戻すことが可能です。
【まとめ】ECサイト制作後はブログの知識もまとめて学べる
僕はブログでは長期的な収益の確保をECサイト運営では即金性のある収益が得れるように運用しています。
積み重なっていくビジネスの方が将来性があるので副業で運用するには最適な選択肢だと考えました。
僕は会社員をやりながら、仕事とは別の時間を利用して取り組んでいますが、一日に数時間でも自由な時間があるのであればチャンスだと思いますので試してみる事をおすすめします!
最後にまとめとして制作の流れをおさらいしておきます。
1.サイトの基盤づくり
まずはサイト制作からです。次の記事でサイトを作成しましょう。
>>【画像で解説】ブログサイトの開設方法ドメイン取得からサーバー契約まで
2.ECサイト専用プラグインの導入
本記事の次の章の部分を参考にインストール有効化をしましょう。
3.WooCommerceの必要な設定を行う
導入後に必要な設定を行っていきましょう。次の記事を参考にしてください。
>>WooCommerceでECサイトを作る方法【設定手順~完成まで】
今回は以上です。