マーケティングとはよく聞きますが、具体的にどういったものなのでしょうか?
マーケティングを理解するためには
行動経済学の話をするとものすごく説明がしやすくなります。
身近な広告やYoutube、Instagramなどのコンテンツにもマーケティングは多用されており
理解するとものを売る他にも、理由もなくつい衝動買いをしてしまうといった無駄遣いの防止にもなったりします。
この記事で得られること
- マーケティングとは?
- マーケティングのテクニックを使った販売事例
- マーケティングが活かせる仕事
記事の信頼性
軽く僕が何者なのか自己紹介をしておきます。
僕はもともと学校の課題などろくに終えたことが無いほど一つのことに取り組むということが苦手な性格でした。
成績も特技も特筆するようなものもない一般人で、軽い気持ちで流されるがまま就職をしました。
しかし、毎日繰り返す同じ日常に焦りを感じていた時、インターネットの可能性に気が付きそこからはネットを軸に努力を決意
会社員を務めながらから2018年11月から現在に至るまで副業のマネタイズの勉強を独学で学んできました。
- ブログでマネタイズ実績あり
- 異業種からエンジニア転職実績あり
結果パソコン一台でもマネタイズ(収益化)が可能なことを実感した僕は
ブログを使った収益化のモデルを中心に副業の情報を公開しています。
実践していただき僕たちの副業を成長させていきましょう!
今回は何か物を売るという仕事に不可欠な、SEOやマーケティングの基本的な考え方を解説していきます!
サクッと読める内容なので軽く目を通してもらう形でOKです!
マーケティングとは?「そもそも何?」
初めにマーケティングは行動経済学という学問と密接に関わり合っています。
前提に僕は行動経済学者ではない為、生業とする人ほど知識を持ち合わせていませんが、
行動経済学を理解すればマーケティング力が鍛えられるということを学んで実感しました。
そこでどういった物なのか軽く紹介していこうと思います。
- 元々は経済学から発展している
- 人間の非合理性を考慮した経済学のこと
- 行動経済学はほぼマーケティングそのもの
マーケティングは経済学から発展している
行動経済学はその名の通り経済学を基に作られた新しい学問の一つです。
経済学は物やお金が世の中でどのように取引、消費されているのかを学ぶ学問で
理解することで経済の流れをつかむことができ、どのように社会が成り立っているのかが分かると思います。
また、考え方の根本にあるのはものすごく利己的な学問だということで、
必ず自分が得をする方に考えます。
経済学的に考えると得すると分かっている選択があったら、その選択肢を絶対に取ります。
好きな有名人が紹介している商品とノーブランドの商品があった時、ノーブランドの商品の方が安かったとします。
その場合行動経済学は安い方を購入するという結論に至ります。
マーケティングは人間の非合理性を考慮した経済学のこと
経済学は非常に合理的です。先に紹介した有名人が紹介している商品と安いノーブランドの商品を天秤にかけた時に
必ず安い方(経済的に得をする方)を選びます。
ですが人間というものは合理的ではないというのが科学の答えです。
ここで経済学とのギャップが生まれていします。この選択肢をとれば得をすることが分かっているのに取れない。
「ノーブランドの商品なんか安っぽいから、自分の好きな有名人がPRしている商品を購入しよう」
と考える人が少なからずいると思います。
欲しいものを我慢したら貯金が出来るしお金もたまることは分かっているのに、我慢できない。分かってはいるのに。
というのも人の非合理性からくる経済学の破綻です。
行動経済学はほぼマーケティングそのもの
マーケティング研究の第一人者のフィリップ・コトラーも「行動経済学はマーケティングの別称にすぎない」と述べており。
現にマーケティングにおける人の消費の説明を裏付けするような発見が
次々と後になって見つかるようになりました。
行動経済学は経済学的な考え方と人間の本能的な行動を掛け合わせたものだから、
今までマーケティングで実践されてきたものを学術的に紐解いたものとも言われています。
行動経済学とマーケティングのテクニック紹介【具体例あり】
基本的なマーケティングのテクニックというものは
知っておくことで色んな場面で使用する事が出来ます。
コンテンツを消費することが一般的になりつつある現代においては知っていて損のしない力になると思います。
スーパーやコンビニ、ショッピングモールなどにはマーケティングが多用されており
実際のテクニックとともに分かりやすく事例で紹介します!
マーケティング1:フレーミング効果
フレーミング効果とは。商品の魅了を伝えようと思ったとき、
より良い物だと伝えるために言葉の表現方法を変えるリフレーミングを用いた効果を指しています。
具体的を上げると
あからさまですが似たようなキャッチコピーは商品にも使われています。
栄養ドリンクに「1g配合」と書くより「1000mg」配合と書く方が同じ量でも「たくさん入ってるんだぁ」
という気分になります。
同じことを言っていたとしても言い方次第で大きく印象を変化させ購買意欲を高めてくれるテクニックです!
マーケティング2:保有効果
保有効果は既に手にしている物や価値を手放したくない、
もしくは、ほかの物以上に自分の持っている物の方に価値を感じる人の性質のことを指します。
具体例としてYoutubeの広告にある
「この広告をスキップしたら二度と表示されません」 「広告限定の割引が適用できなくなります!!」
これも保有効果による手放したくないという特性を突いてきます。
ここでこの広告を見ている人が保有しいるものは、広告限定の割引の権利
広告が表示されている時点では割引が可能な状態つまり割引チケットを保有している状態になります。
手放してしまうのが惜しいと感じてしまいます。
また、行動経済学者で有名なダニエル・カーネマンが保有効果を実証するために行った行動実験があります。
保有効果の行動実験
学生をグループAとBに分け、Aチームにだけ大学のロゴが入ったマグカップをプレゼントします。
そこでそれぞれのチームにこう問いかけます。
Aチーム
「いくらなら、Bチームにマグカップを売るか?」
Bチーム
「いくらなら、Aチームからマグカップを買うか?」
その結果それぞれのチームはこう答えました。
Aチーム 「7.12ドルでなら売れる」
Bチーム 「2.87ドルなら買う」
Aチームの方がマグカップを所有していることによる保有効果が働いていることが分かります。
また、身近な例であれば断捨離の際に必要でなと分かっていても中々捨てられなくてものが溜まっていくというものも
それにあたります。
マーケティングとしてもかなり利用されているテクニックになります。
マーケティング3:デッドライン効果
デッドライン効果とは、締め切りを設けることで意思決定を早くしてもらうために利用します。
先ほどの広告の例で言えば「残り数秒で広告が終了します」といった文言が良く使われますが。
保有効果によって損失を回避しようとする中でのデッドライン効果(タイムプレッシャー)の両方の効果があるので
衝動的にリンクをクリックしてしまいます。
それとは逆になりますが、意思決定を先延ばしにすると衝動買いが防止できるというのを貯金術の記事で紹介していますが、
それと逆の発想ですね。
気になったらこちらを
-
【貯金術】副業ブロガー実践している貯金術「30代前半貯金いくらあれば安心?」
2023/4/15
お金を賢く貯金、賢く使うためにも、周りの人の貯金額の平均を知る。自分の消費の傾向を知ることは一番初めに必要なことです。 1か月本記事の内容を理解し試してもらうだけで今後の人生でお金の使い方は一気に成長 ...
マーケティング4:現在バイアス
現在バイアスとは簡単に言えば、「目先の利益にとらわれる」ことを言います。
将来得られる大きな利益より小さくても今得られる利益を人は優先します。
すぐに手に入るものの方が心理的に価値を感じてしまうのです。
例えばですが、
「今すぐ19,000円貰えるのと1年後に20,000円貰えるのどちらがいいですか?」と聞かれたときに
この事例を特に行動経済学では、時間選好の現在バイアスと呼びます。
マーケティングを活かせる仕事や業種は?
マーケティング関係の企業や会社に就職したい人もいるかもしれません。
資格試験やどういった業種があるのかについて軽く触れていきます。
参考にしてみてください!
マーケティングに関わる資格試験
マーケティングは専門的な資格などがなくとも仕事として活躍することが出来ます。
ただ、資格として持っている方が第三者の評価がなされる面接などに有利なのは自然なことです。
もし、未経験からの転職やマーケティングに関しての知識が無い方にとっては
活用することで有利に転職や就職が可能だったりします。
参考までに下記があります。
- マーケティング検定
- ネットマーケティング検定
- Webアナリスト検定
- データ解析士
- Webライティング能力検定
- 中小企業診断士(国家資格)
- IMA検定
ザックリと紹介しました。
Webライティング能力に関しては文章によるものを売る力セールスライティングの技術に特化した
物になっております。動画媒体や音声媒体を配信するにあたっても話す内容などは言葉であり文章でもあるので、
そういった意味でのマーケティング技術が身につくと思います。
また、中小企業診断士を除くとほとんどが民間資格になっています。
マーケティングが活かせる仕事
マーケティングが活かせる業種は下記の通りです
実際に求人がなされているものを中心に紹介しています。
- Webサイト制作会社や動画制作会社
- 求人情報作成会社
- 企業のポータルサイトの管理、集客、データ分析
- インターネット広告代理店
- ITコンサルティング企業
- ネットショップ経営・管理
人気が高いのは広告の代理店やITコンサル
Webサイト制作会社が中心となっています。理由はマーケティング業務に直結する為。
サイト制作や動画制作をするためには顧客様のニーズを汲みつつ、PR効果の高いコンテンツを提供するといったもので。
実際にマーケティングのイメージどおりの業務内容になるからです。
また、成果が出た時のやりがいがあるの物魅力の一つです。
行動経済学など学問から得られるテクニックは強力なものが多い
簡単な事例になりましたが、テクニックとしては強力なものになります。
活用先はライティングや動画コンテンツ制作など多岐にわたりますが実際活用してなんぼだと僕は思っています。
マーケティングを活用して利益を出す人は日々切磋琢磨して業務に勤しんでいると思います。
僕はマーケティングを学ぶために今はブログを中心にライティング力を鍛えています、
ゼロから学んだことだけで数字を生み出すに等しい行為なので、利益が出た時の嬉しさは比較にならないですね!
将来的にマーケティングを学びたい方にとってはブログは学びながら利益を出す一石二鳥ツール